スロバキア中部、中世以来続く鉱山都市バンスカー・シュティアヴニツァ。
1237〜1238年、
ハンガリー王ベーラ4世により都市特権を付与された、スロバキア最古級の鉱山都市である。
金・銀採掘で栄え、1762年、
女帝マリア・テレジアが鉱山学校を格上げし、世界初の技術系高等教育機関の一つとされる鉱山アカデミーを設立した。
周辺には貯水池群と水路網からなる
精巧な鉱山用水管理システムが18世紀に築かれ、鉱石の選鉱・排水・動力に利用された。
ルネサンス様式の館や16世紀の教会、旧城・新城が残る町並みも良好に保存されている。
1993年、鉱業技術と都市発展が一体となった遺産として
世界遺産に登録された。
登録基準はiv(建築・技術・景観の顕著な例)とv(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】1762年に世界初の技術系高等教育機関の一つとされる鉱山アカデミーが設立された点、都市特権が1237〜1238年にベーラ4世から付与された点が問われやすい。