ポルトガル・アゾレス諸島ピコ島に残るブドウ栽培の
文化的景観。
溶岩由来の黒い玄武岩を積んだ「クライス」と呼ばれる方形の石垣が、
大西洋の潮風からブドウ樹を守る独自の景観を形作る。
15世紀末に入植した修道士らによってワイン造りが伝えられ、火山性土壌に適応した農法が発達した。
面積約987ヘクタールにわたり、石垣・ワイン貯蔵庫・港湾施設などが一体となって保存されている。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】石垣「クライス」の機能と景観的価値が問われやすい。