ジンバブエ南部、ブラワヨ近郊に広がる花崗岩の丘陵地帯。
少なくとも1万3000年前に遡る岩絵が数多く残り、約700か所で2万点近い絵画が確認されている。
現在も「ムワリ信仰」と呼ばれる
南部アフリカ有数の託宣的な信仰の中心地であり、ンジェレレの聖所などで雨乞いの儀式が今も行われている。
植民地時代の実業家
セシル・ローズもこの地に埋葬されており、彼の遺志により1926年に国立公園として設定された歴史も持つ。
花崗岩の巨岩と岩絵、生きた信仰の伝統が一体となった
文化的景観として評価される。
2003年、先住民の精神文化と結びついた岩絵の景観として
世界遺産に登録された。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】約700か所で2万点近い岩絵が確認されている点、「ムワリ信仰」の雨乞いの儀式が今も行われている点が問われやすい。