ドイツ中西部、ライン川中流域に広がる約65キロメートルの
文化的景観。
40の城・要塞と60の町・集落が両岸に連なり、急峻な斜面には段々畑状のブドウ畑が広がる。
中世には
各地の領主が城を築いて川の通行料を徴収したとされ、交易路としてのライン川の重要性を物語る。
古くから
詩人・画家・音楽家に霊感を与えてきた景観としても知られ、ローレライ伝説の舞台もこの区間に含まれる。
千年以上にわたる人間活動と自然地形が織りなす、変化に富んだ渓谷景観である。
2002年、人と自然が織りなす
文化的景観として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】40の城・要塞と60の町・集落からなる点、中世に領主が城で川の通行料を徴収していた点が問われやすい。