南アフリカ北ケープ州の半乾燥山岳地帯に広がる
文化的景観。
世界遺産としての登録範囲は南アフリカ領内に限られ、ナマ族の移動放牧(トランスヒューマンス)という生活様式そのものが評価対象となっている。
ナマ族は
「ハル・オム」と呼ばれる可搬式の草葺き家屋を用いながら季節ごとに家畜を移動させる伝統的な牧畜生活を続けている。
遺産地の周辺にはナミビアとの国境をなすオレンジ川があり、対岸のナミビア側と合わせた越境自然保護区(アイアイス・リヒタスフェルト越境公園)が別途設けられているが、
世界遺産自体は南アフリカ単独の登録である。
6,000種を超える維管束植物が分布し、うち多数が固有種とされる多肉植物の宝庫でもある。
2007年に
世界遺産登録された。
登録基準はiv(建築・技術・景観の顕著な例)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】登録範囲が南アフリカ単独である点と、ナマ族の移動放牧という生活様式が評価対象である点が問われやすい。