ローマ帝国
前27年〜395年


解説
地中海世界全域を支配した史上最大級の帝国。
土木技術に優れ、水道橋や道路網を各地に築いた。
コロッセオはその代表例。
主な君主
アウグストゥス (前27年〜14年)
ローマ初代皇帝
帝国各地に植民都市を築かせ、ニームのメゾン・カレは自らの孫たちに捧げられた神殿である。
関連遺産:ニームのメゾン・カレポン・デュ・ガール[ローマの水道橋]
ネロ (54年〜68年)
ローマ大火後の混乱で知られる皇帝。
キリスト教徒への迫害を行ったとされる暴君として名高い。
ウェスパシアヌス (69年〜79年)
フラウィウス朝を開いた皇帝で、コロッセウムの建設を開始した。
内乱で混乱した帝国の財政再建に努めた。
ティトゥス (79年〜81年)
ウェスパシアヌスの子で、コロッセウムを完成させた皇帝。
ポンペイを埋没させたヴェスヴィオ火山の噴火は治世中の出来事である。
トラヤヌス帝 (98年〜117年)
ローマ帝国の領土最大期を実現した皇帝。
北アフリカに退役軍人のための植民都市ティムガッドを建設させた。
関連遺産:ティムガッド
ハドリアヌス帝 (117年〜138年)
帝国の防衛強化に努めた五賢帝の一人。
ティヴォリに壮大な別荘ヴィッラ・アドリアーナを築き、ブリテン島には長城を築かせた。
関連遺産:ローマ帝国の国境線ヴィッラ・アドリアーナ[ティヴォリ]
マルクス・アウレリウス (161年〜180年)
自省録』を著した哲人皇帝。
五賢帝の最後で、その死後帝国は衰退へと向かった。
カラカラ帝 (211年〜217年)
ローマ帝国の全自由人に市民権を与えたことで知られる皇帝。
北アフリカの都市ジェミラには彼を讃える凱旋門が残る。
関連遺産:ジェミラ
ディオクレティアヌス帝 (284年〜305年)
帝国を東西に分割する四帝統治制を導入した皇帝。
引退後は現在のクロアチアにあたるスプリットに壮大な宮殿を築いて余生を過ごした。
関連遺産:スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿
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